「
美白」の効果とは一体何なのでしょうか?
「
美白」というと、メラニン色素を消滅、減少させる効果があると考える人が多いようです。
しかし、
薬用美白化粧品には、そのような効果は無いと実験で証明されています。
それでは、私たちは、化粧品メーカーにだまされていたのでしょうか?
もういちどCMをよく聴いてください。
「メラニンを消滅、減少させる。」とは言っていません。
「メラニンの生成を抑える。」と言っていますよね。
「
美白の効果」とは、
肌の色を黒くする
メラニン色素の生成を抑制することだったのです。
薬用美白化粧品とは、厚生労働省から承認を受けた美白成分を配合して
「メラニンの生成を抑制してシミを予防する」等の美白効果を表示してもよい
化粧品(医薬部外品)を指します。
すでにできているメラニンを減らすものではなく、これからメラニンが生成されるのを抑制してくれるものをいうのです。
これまでの誤解を正して、
薬用美白化粧品を効果的に使うことによって、
肌を白く保ち、そしてシミを予防しましょう。
※
化粧品に「効能・効果」は表示できませんが、『薬用』とつけられている
医薬部外品には「効能・効果」が認められています。
『薬用』とついていないものは 、厚生労働省指定の美白成分を配合していないということです。
それでは、次章で順を追って、
薬用美白化粧品のもっとも
効果的な使い方を説明しましょうと思っていたら、もう夏が始まってしまうじゃないの〜、今すぐ答えを教えて〜という声が。
みなさんの
美白への切実な想いにお応えして、最初に
私の結論を書いておきます。
あとでゆっくり、どうしてなのかをお読みになってください。
ビューティー(美容、美肌)関係者やビューティーモデルさんは口をそろえて、
『
最大の敵は紫外線』といいます。
これは、
美白だけでなく、
アンチエイジング(しみ、しわ予防)の観点からも疑いようのないことです。
まず、
UVケア(UVカット、UVプロテクト)製品で、肌への紫外線の侵入をしっかり防ぎます。
それでも、太陽の輝く惑星に住んでいるかぎり、紫外線の肌への侵入をゼロにはできません。
そこで侵入してきた紫外線に対して、
メラニン色素を作らせないようにするのが、次章で詳しく説明する
薬用美白化粧品の役割です。
では、すでにできてしまった、メラニン色素やシミは、あきらめるしかないのでしょうか。
そうではありません。
肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって、メラニン色素やシミは、古い角質と一緒に排出することができるのです。
美白サプリメントなどで、肌のターンオーバーを促進、補助してやればいいのです。
以上のように、
次章以降で紹介する、
薬用美白化粧品、
美白サプリメント、
UVケアの3つは、どれかひとつ使用すればよいというものではなく、3つを効果的に使用することで初めて、透明感のある『白い肌』を実現できるのです。
では、次章でこれらを順を追って説明させていただきます。
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薬用美白化粧品を知る
美白の仕組み 薬用美白化粧品のメラニン抑制効果の仕組みを紹介します。
美白美容成分 厚生労働省が承認する美白成分について紹介します。
あなたの使っている美白コスメが本当に薬用美白化粧品なのかを
確認してみましょう。
美白成分のシミに対する効果
「美白の効果」を正しく知れば、シミを抑えることも可能です。
美容整形などのピーリングは、扱いません。
を、紹介しています。