美白成分のシミに対する効果
紫外線を浴びることにより表皮の中にできた
メラニン色素は、時間の経過により表皮の上のほうに上がっていき
角質とともにはがれ落ちます。
しかし、回復力が衰えはじめる20歳以降になると、
肌の新陳代謝が弱まり
角質の再生がにぶってくるため、表皮の中にできた
メラニン色素が、はがれ落ちずに皮膚の奥のほうに残ってしまいます。
これがいわゆる
シミです。
これまで見てきてお分かりのように、
薬用美白化粧品に、できてしまった
シミを消す効果はありません。
しかし、
しみが濃くなったり、広がったりすることを抑える効果は期待できます。
もちろん、新たな場所に
シミができることを防ぐことも可能です。
なお、
美白成分とともに含まれる
AHA系成分などは、古い角質をはがれやすくするので
シミを薄くする効果がありますが、肌を守っている健康な角質細胞まで取ってしまうことへの懸念があります。
角質細胞のメラニン色素を無理やりはぎ取ることで白い肌に回復すると短絡的に考えてはいけないと思います。
美白ケアの中に
スポットケアを加えましょう。メーカーがだしている
スポッツケアの特徴は、肌に浸透しやすい処方と狙った部分にとどまるテクスチャーなどです。
美容皮膚科では、
シミができやすい、ほお骨の部分を中心に美白剤を塗ることを勧めています。
ほお骨の部分は、日光が当たりやすいことや、洗顔などでよくこする箇所でもあるため、
しみができやすいと考えられています。
ただし
厚塗りは厳禁です。
多くの製品に皮脂を抑える働きをする成分が含まれるので、厚塗りは肌を過度に乾燥させます。乾燥肌はダメージを受けやすくなり、
シミの原因となってしまいます。
そして、
肌のターンオーバー(生まれ変わり)を助ける
マッサージや
パックも併用することによって、できてしまった
シミも目立たなくしていくことは可能なのです。
また、美白化粧品で肌の上からケアするばかりでは限界があります。そのため、
体の中から美白することをも考えるのが大切となります。
》》》 美白サプリメントで体の中から美白
薬用美白化粧品を知る
美白の仕組み 薬用美白化粧品のメラニン抑制効果の仕組みを紹介します。
美白美容成分 厚生労働省が承認する美白成分について紹介します。
あなたの使っている美白コスメが本当に薬用美白化粧品なのかを
確認してみましょう。
美白成分のシミに対する効果
「美白の効果」を正しく知れば、シミを抑えることも可能です。
美容整形などのピーリングは、扱いません。
を、紹介しています。